海と海保を知ろうPart3@桜美林大学(海と日本プロジェクト)
昨年11月13日、桜美林大学新宿キャンパスにて海上保安協会様とNAMIMATIで海洋問題に関する講義を担当させていただきました!
授業の様子
まずは海上保安協会様より海上保安協会の活動や海の安全についてをお話しいただき、その後NAMIMATIからは我々の活動や大学生でも起こせる行動や問題を自分事化できるようなお話をさせていただきました。学生の皆さん一人一人がメモをとりながら真剣に話を聞いていただき関心の広がりを実感することができました!
「海洋問題:地球の青い肺が直面する課題」
地球上で最も広大な生態系である海洋は、私たちの生活に不可欠な役割を果たしています。しかし、近年、海洋が直面している問題は深刻化しており、それには深刻な関心と行動が求められています。
一つの主要な海洋問題は海洋汚染です。プラスチックごみや化学物質、油の流出などが海洋生態系に甚大な影響を与えています。海洋生物がこれらの汚染物質によって死に至るケースもあり、生態系のバランスが大きく崩れています。
さらに、過剰漁獲も海洋生態系に大きな負荷をかけています。多くの地域で、漁獲量が持続可能な水準を超えており、結果として生態系が崩壊し、多くの種が絶滅の危機に瀕しています。また、過剰漁獲は漁業関連の労働者やコミュニティにも影響を与え、経済的な問題を引き起こしています。
さらに、気候変動が海洋にも大きな影響を与えています。海洋温度の上昇や海水酸性化は、多くの海洋生物にとって適応困難な状況を引き起こしています。特にサンゴ礁や貝類など、カルシウムを利用する生物は、海洋酸性化によって生息地が狭まり、個体数が減少しています。
海洋問題に対処するためには、個々の取り組みだけでなく、国際的な協力と包括的な政策が必要です。持続可能な漁業実践の推進や海洋保護区の設立、プラスチック削減のための規制強化など、さまざまな対策が必要です。そして、これらの取り組みは、海洋生態系の健全性を保ち、地球全体の持続可能性を確保するために不可欠です。
地球の未来を守るためには、海洋問題に真剣に取り組むことが不可欠です。私たちの地球の青い肺である海洋を守ることは、私たち自身と未来の世代のための重要な責任です。
「Z世代がリードする海洋保護の新時代:未来への希望」
海洋問題に取り組むZ世代は、未来への希望と革新の象徴です。Z世代は環境保護の重要性を理解し、積極的な行動を起こすことで海洋保護の新しい時代を切り開いています。
Z世代は、海洋問題に関する情報を熱心に学び、その重要性を広めることに注力しています。当世代の熱意ある声がSNSやオンラインメディアを通じて拡散され、世界中の人々に海洋保護の重要性を訴えています。
さらに、Z世代は自ら行動を起こすことに積極的です。海岸清掃活動やプラスチック削減キャンペーンに熱心に参加し、地域コミュニティでの意識向上活動を展開しています。私たち世代の活動は、海洋保護のための地道な努力を支える重要な要素となっています。
また、Z世代は技術とイノベーションを活用して、海洋問題に対する解決策を探求しています。デジタルテクノロジーを活用した海洋モニタリングシステムやリサイクル技術の開発など、革新的な取り組みを展開しています。
Z世代の活動は、海洋保護に対する新しい希望をもたらしています。私たちの熱意と行動力が未来の海洋を守り、持続可能な地球を築くための道を切り拓いています。そしてZ世代のリーダーシップと情熱が、世界中の人々に環境保護の重要性を示し、共に未来を築くための活力となることを期待されているのです。
当日の様子を動画で
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